週末同棲とは？おすすめカップルの特徴や決めておくべきことなど徹底解説！

週末同棲をするメリット

お互い、相手の存在に慣れてきた頃に始まることの多い週末同棲ですが、週末だけ一緒に過ごすことから、以下のようなメリットが得られます。

「この人だ」と思える相手との週末同棲は、いつの日か本格的な同棲生活を始めるリハーサルになる可能性も高いです。週末同棲ではふたりの食生活やお互いのクセなどを知ることができるため、実際に同棲生活を始めたらどうなるかというシミュレーションができます。

休日となる週末に毎回どちらかの家に泊まるため、一緒に過ごす時間が自然と増えます。その間には食事・買い物・家事などさまざまなことをして過ごすため、お互いの性格だけでなく金銭感覚などもわかります。「朝が弱い」「外食が多い」「就寝時は常夜灯をつける」など、生活習慣がわかれば、お互いに対する理解がより深まるかもしれません。

週末同棲をすると、相手の休日の過ごし方や考え方などが徐々に見えてきます。戦闘態勢のオンの状態ではなく、リラックスしたオフの状態をお互いに知ることができます。

本格的な同棲生活や結婚生活では、将来に向けてふたりで貯金をしていったり、貴重な休日の時間を有意義に過ごしたりするなど、お互いに協力し合わないといけません。週末同棲をすることで、性格や生活リズム以外の点でも相手が協力的かどうか垣間見ることができます。

前述の通り、半同棲でも週末同棲であってもひとりの時間を確保することは可能です。しかし週末同棲の方が一緒にいる時間が少ないこと、その時間も決まっていることから、自由さについては週末同棲の方が上がります。

週末同棲では、平日の夕方～夜の時間を自由に使えます。友人と過ごしたり習い事をしたりするなどの計画を立てやすく、マイペースに過ごすことができるので、週末同棲ではストレスが溜まりにくいのもメリットです。

「毎週末、好きな人に会える！」という約束が、平日を過ごす際のモチベーションに繋がります。残業が続いたり、学校の勉強が忙しかったりする場合でも、週末に会えるのを楽しみに頑張ることができます。週末同棲のおかげで仕事の実績や勉強の成績がアップすれば、豪華なレストランなどを予約してお互いに祝うことも可能です。

週末同棲をするデメリット・注意点

一緒に過ごす時間が増える、相手のことをもっと知ることができるなどメリットが多い週末同棲ですが、以下のような注意点もあります。

週末同棲では彼氏・彼女どちらかの家に泊まるため、光熱費や食費が一人分増え、片方の負担が大きくなってしまいます。常に一緒の同棲では生活費を折半にしやすいですが、週末のみを一緒に過ごす週末同棲では、相手に生活費を請求しにくいものです。お金の負担が増えると不満が溜まり、ケンカに発展する可能性も高くなります。

お金のことで不穏な空気が流れないように、お邪魔した側は食費を多めに出すなどの配慮が必要です。食費や光熱費などに関するルールを決めておき、トラブルのないように注意しながら過ごしましょう。

週末同棲では金・土・日しか一緒にいないため、相手のすべてを知ることは難しく、ネガティブな面が見えないことも少なくありません。同棲、あるいは結婚生活に入った際、掃除や洗濯のやり方や頻度など、自分と相手のこだわりや認識の違いに愕然とすることも考えられます。このような生活習慣は、土日だけであれば相手に合わせることもできますが、毎日となると不満が溜まりケンカに発展することもあります。

週末同棲をして相手のことを理解したと思っていても、それがイコール「同棲・結婚OK」とは言い切れません。もし気になるようなことがあれば早めに相手に聞いておき、自分の考えや意見を伝えるようにしてください。

時間の使い方や清潔度、お金の使い方などの価値観は人それぞれであり、合わない場合にはケンカになるおそれがあります。たとえば、朝はぎりぎりまで寝ていたい人がいる一方、早めに起床してしっかり準備をしたい人も少なくありません。また清潔度に関しては、シーツの洗濯の頻度やお風呂掃除のやり方、お金の使い方では外食の際のメニュー選びやコンビニの利用頻度などが挙げられます。

このような価値観は、これまで生きてきた中で培われてきたものなので、相手を否定することは避けたいところです。週末だけ同棲する場合でも、お互いの間の着地点を見つけて、根気よく調整していく必要があります。

次ページでは、週末同棲がおすすめのカップルの特徴についてご紹介します！