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同棲
最終更新日:2023/03/22

【完全版】実家暮らしから同棲生活!引越しの際に必要なもの・することまとめ

実家暮らしから同棲までの引越しの流れ②引越し前

ふたりで暮らす部屋を契約して親に挨拶も終えたら、次は引越しですが、引越し前にもしておくべきことがあります。ここでは、引越し前にしておかなければならないことをわかりやすく解説します。

引越し業者を手配する

実家から近いところで同棲する場合は、ふたりで荷物を少しずつ運ぶこともできますが、時間や手間がかかるので引越し業者に依頼することがほとんどです。

しかし、引越し業者に依頼するときは、引越し予定日のギリギリではなく、なるべく余裕を持っていくつかの業者に見積もりを取ることが大切です。

引越し業者によっては、早割や単身パック、立ち寄りプランなどのお得な料金パッケージを用意しているところもあるので、必ず時間的に余裕をもって数社から見積もりを取るようにしましょう。引越し業者の選定は、引越し予定日の1ヶ月前くらいから始めるようにすると安心です。

各種ライフラインを契約する

実家暮らしの人は、自分でしたことがない場合がほとんどなので忘れてしまいがちですが、各種ライフラインを契約することも忘れてはなりません。電気や水道、ガスなどはインターネットで契約手続きができるので、なるべく早めに処理をしておくと安心です。

また、意外と時間がかかるのがインターネットです。インターネット付きの物件であれば手続き不要ですが、自分で手配する場合は、工事が必要となることもあるので早めに確認しておくようにします。

実家から持っていくもの、置いていくものを分けて荷造りをする

引越しが決まったら、実家から持って行くものと置いていくものを分けて荷造りを始めます。家電や家具は、新しく購入するものもありますが、自分が愛用していたものは、持参していくと良いでしょう。

【実家から持って行くと良いもの】
・自分用のパソコン
・自分用のドライヤー
・バスタオルなどのタオル類
・箪笥やハンガーラックなど
・洋服や身の回りの物
・自分の食器類
・お気に入りのキッチン用具

実家暮らしをしていると家電や家具は、ほかの家族も使っている場合がほとんどなので、持って行くことは難しいかもしれません。

基本的には、自分の洋服や身の回り品、個人的に愛用しているものなどになりますが、親が食器や家電などを持たせてくれることもあります。

家を出てふたりで暮らし始めるとお金がかかるので、親と相談しながら、持って行くものと置いておくものを選ぶと良いでしょう。

役所で引越し前に必要な各種手続きをする

引越し前に住所変更などの手続きをしておく必要がありますが、引越しする場所によって手続きが変わってくるので注意が必要です。また、手続きの期間を設けているものもあります。

【住民票】
・引越し後に住む市区町村が変わる場合
同棲によって住む市区町村が今までと変わる場合は、今まで住んでいたエリアの役所に「転出届」を提出して「転出証明書」を発行してもらい、引越し後14日以内に「転出証明書」を持って新しい住所の役所に「転入届」を提出する必要がある。この時は、身分証明書と印鑑が必要

・引越し後に住む市区町村が変わらない場合
最寄りの役所に「転出届」を提出する。その際、免許書などの本人確認書類と印鑑が必要となる

【国民健康保険】
・引越し後に住む市区町村が変わる場合
資格喪失手続きをした後に改めて加入手続きをする必要がある

・引越し後に住む市区町村が変わらない場合
引越し後14日以内に住所変更の手続きを行う

【印鑑登録】
・引越し後に住む市区町村が変わる場合
抹消(廃止手続きをした後、登録手続きを行う

・引越し後に住む市区町村が変わらない場合
自動更新

【マイナンバーカード】
・引越し後に住む市区町村が変わる場合
引越し後14日以内に住所変更を行う

・引越し後に住む市区町村が変わらない場合
引越し後14日以内に住所変更を行う

同棲でも住民票を移すのがおすすめ

同棲は結婚ではないので、住民票を移す必要はないと思っている人も多くいますが、住民票を移すことで役所から重要な通知を受けられることや公共サービスを利用できるなどの他に、内縁のパートナーとして認められるメリットがあります。

他にも、確定申告など税金に関することは、住民票に記載されている住所がベースになります。

そのため、住民票を移動していないと住民票のある住所を管轄する役所での手続きになるので、申請が煩雑になります。これは、運転免許証の更新も同様で、更新案内のはがきは、住民票に記載されている住所に送られてきます。

このように、住んでいる場所と住民票が異なると、いろいろな手続きが面倒になるだけでなく、必要な書類が届かなくなる恐れもあるのです。

家具家電を購入し、配送手続きをする

どちらかが一人暮らしをしていたのであれば、使える家電などを持って行くこともありますが、ふたりとも実家暮らしの場合は、ほとんどの家具や家電を新規購入することになるでしょう。その場合は、すぐに使えるように購入と配送の手配をしておくことが大切です。

特に、引越しシーズンなどの繁忙期は、お目当てのものが売り切れてしまい手配までに時間を有することや、購入しても発送に時間がかかることがあるので、なるべく余裕を持って購入・発送手続きを終わらせておくと安心です。

しかし、初めて二人暮らしをする場合は、最低限どのような家電や家具が必要になるのかわからないこともあります。ここでは、二人暮らしにこれだけは用意しておいた方が良いというものを紹介します。

【家具】
・カーテン
引越しした当日から必要になるものにカーテンがあります。カーテンがないと家の中が丸見えになってしまうので、引越し前から準備しておくと良いでしょう。

・ベッド
布団でも構いませんが、ベッドの方が普段の生活では楽です。部屋の広さがあるのであれば、ダブルサイズの方がゆっくり寝られます。

・テーブル
一緒に食事をするのに必要なのがテーブルです。ただ、サイズ感がわからない時は、家具が揃ってから購入しても良いでしょう。

・食器棚
食器をしまうスペースが少ないようであれば、食器棚も必要になります。

・チェスト
収納スペースが多いと思っていても、物を入れてみると意外と少ないという声をよく聞きます。そんな時は、オシャレなチェストを置くとスッキリと片付きます。

【家電】
・冷蔵庫
食材や飲み物を保存するために必要なのが冷蔵庫です。一人用のサイズは小さいので、できれば250L~400Lの冷蔵庫を用意すると良いでしょう。

・洗濯機
洗濯機も必ず必要になる家電です。「週末だけ洗濯する」「夜に洗濯をするので乾燥機付きが良い」など、ふたりのライフスタイルに合わせた洗濯機を選ぶようにしましょう。

・炊飯器
美味しいご飯を炊くための炊飯器も必要になります。ふたりで食べる量や予約、保温時間などを確認して選ぶと良いでしょう。

・電子レンジ
仕事をしていると、帰ってからご飯を作るのは大変ですが、電子レンジがあれば、かなり時短ができます。新しく電子レンジを買うのであれば、オーブン機能付きにすれば、トーストやグラタンなども簡単にできます。

・掃除機
二人暮らしになると、部屋が広くなるだけでなく、髪の毛やほこりなどゴミの量も増えてきます。こまめに掃除機をかけたいという人であれば、コードレスタイプがおすすめです。

その他にも、ドライヤーやテレビ、電気ケトルなど、ふたりのライフスタイルによって必要なものが変わってきます。予算とも相談しながらふたりでお気に入りのものを探すようにしましょう。

引越し初日に欲しいもの

家具や家電の他にも引越し初日に欲しいものがあります。むしろ、忘れてしまうと少し困ったことになるかもしれませんので、チェックしておきましょう。下記に一例を紹介します。

・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・シャンプー・コンディショナー
・タオル
・ボディソープ・石鹸・洗顔料
・歯ブラシ・歯磨き粉
・パジャマ・翌日の着替え
・ゴミ袋
・ガムテープ
・スマートフォン、パソコン
・紙皿、紙コップ、割りばし
・カーテン
・寝具
・軍手
・ドライバー
・ハサミ・カッター
・女性の場合は、生理用品

実家暮らしから同棲までの引越しの流れ③引越し後

最後は引越し後の流れを説明します。

引越し当日にやっておくべきことをする

引越し当日は、荷物が届くのでそちらにばかり目が行ってしまいますが、新居のチェックを忘れずに行いましょう。

チェックするべき項目は「天井や壁、床、ドアの傷や汚れ」「クローゼットの中のカビ」「換気扇や給湯器の動作確認」「水回りの状態」「収納スペースのドアや中」ですが、他にも気になるところがあるかしっかり確認しておくことが大切です。

チェックをして気になるところは写真に残し、不動産会社の担当者に連絡しておきましょう。最初に言っておかないと、退去する時に修理代金を請求されることもあるので注意が必要です。

他にも、大家さんや隣近所の人に挨拶をしておくことも大切です。1,500円から3,000円程度の手土産を持って、引越し当日に挨拶をしておきましょう。

▼関連記事
同棲初日にやるべきこととは?スムーズに同棲を始めるための10個のチェックポイント

役所で引越し後に必要な各種手続きをする

上記でも説明しましたが、引越し後は、転入届や国民健康保険の住所変更もしくは加入手続き、印鑑登録、マイナンバーカードの住所変更などが必要となります。何度も行かなくて良いように、期限や必要な書類などを調べておくと安心です。

住所変更に伴う郵便局・各種サービス手続き

新居近くの郵便局に本人確認書類を持参して転居届を提出しておけば、旧住所に届いた手紙類を1年間転送してくれます。ただし、転送期間が過ぎてしまうと、差出人に戻されてしまうので、なるべく早く必要各所には引越しをした旨を伝えると良いでしょう。

他にも、銀行やクレジット会社、運転免許証、自転車、バイクの防犯登録、ネット通販などの住所変更も忘れずに行う必要があります。

実家暮らしから同棲までの引越しの流れチェックリスト

実家暮らしの人が大好きな人と同棲を始めようとしたら、意外とやることがたくさんあります。どれもやり忘れると面倒なことになるので、再度、わかりやすくチェック表にしてみました。これから同棲しようと考えている人は参考にしてください。

・同棲について、相手としっかり話し合う
・同棲に向けてお金を貯める
(ふたりで100万円を目標にすると安心)
・双方の両親に報告をして了解を得る
・同棲のための新居を探す
(同棲予定日の1~2か月前からがベスト)
・部屋を契約する
・引越し業者を決める
(数社から見積もりを取り業者を選定。引越し予定日の1ヶ月前くらいから)
・ライフラインの契約
(水道・電気・ガス・インターネットなど)
・荷造りと不用品の処分
・家具や家電の準備、発送手配
・役所での手続き
(住民票の移動など)
・その他の手続き
(クレジットカードなど)

実家暮らしから同棲生活を始めるには引越しを含めてやることがいっぱい!

実家暮らしから同棲生活を始めるためには、引越しを含めてやることが想像以上に多く、とても大変です。

思うようにいかないこともたくさんあるので、彼氏とケンカになってしまうこともあるでしょう。同棲をやめようと思うこともあるかもしれません。

しかし、ここで大切なのは、彼氏と同棲することの意味も含めて価値観を共有しておくことです。いろいろと大変なことでも、ふたりで相談して乗り切っていけば、きっと素敵な同棲生活が待っているはずです。

焦らずに、ふたりで同棲のために行うべきことをクリアしていきましょう。

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