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インタビュー
最終更新日:2022/01/18

【同棲インタビュー】DIY家具で話題のインスタグラマー・asasaさんに聞いた結婚生活と手作りの暮らし

ときには“決めすぎない”ことも大切。柔軟に変化しながら人生を歩んできたふたり

同棲したばかりの頃を振り返っていただきました
同棲したばかりの頃を振り返っていただきました

結婚生活17年目、同棲生活18年目を迎えたasasaさんご夫婦。同棲を始めた当初は、少し大変なこともあったのだとか。

「仙台で最初に同棲を初めて数ヶ月後に、彼が仕事を辞めたんです。歳をとっても働けることもあって、理学療法士の資格を取りたいと。

ただ理学療法士の国家資格を取得するには、みっちり3〜4年ほど学校に通う必要があるんですね。だから働きながら学校に通うのは難しくて、夫が学生をしている間は、私が働くことになりました。それで当時は、すごい貧乏生活だったんですよ(笑)。」

突然、パートナーが社会人から学生に!そのときのasasaさんの行動は……?
突然、パートナーが社会人から学生に!そのときのasasaさんの行動は……?

その後、ダンナさんは無事に資格を取得。理学療法士として病院で働くため、現在のお宅に引っ越すことになります。

でも、実はおふたりが結婚したのは、ダンナさんが資格取得のために「学生」をしていたときのこと。パートナーが働けず、自分が家計を支えるような状態で、asasaさんは結婚に踏み切りました。

「その頃、彼はまだ結婚は早いと思っていたみたいですし、『そもそも自分が仕事をしてない状態で結婚するとは言えない』と。それでも結婚を切り出したのは、私からなんです。……というのも、自分が“彼氏”の生活を支えるのはちょっと嫌だなって。でも”家族”だったら、夫婦で支え合うのは当たり前だなと思ったんですよね。」

当時は、asasaさんが働いて家計を支え、ダンナさんが家事の9割を担当していたそう。一方で現在は、asasaさんが家事の9割を担当。ライフステージに応じて、分担や役割も変化してきました。

「今と昔で、お互いの役割は本当に変化していますね。今は夫が休日などに大学院に通っていることもあって、基本的に私が家事をしています。大学院を卒業したら、いっぱい手伝ってもらおうかなって(笑)」

「“ありがとう”に救われる日もある」。結婚&同棲生活で大事なことは?

人生のそのときどきによって、家事分担やお互いの役割を柔軟に変えてきたおふたり。そんな風に「決めすぎない」ことは、自然とふたりの共通認識にもなっているようです。

「家事分担とか役割、ルールきっちりしないことは、お互い大事にしてるかもしれません。分担などをしっかり決めちゃうと、相手ができなかったときにイライラしちゃうし、自分の負担も大きくなっちゃうので、ゆとりを残すというか。

ある程度決めておくのは必要かもしれませんが、『自分もできないことがあるし、相手を責めない』というので、今日までやってこれているのかなっていうのはありますね。」

ちなみに、意外にも「謝るのが苦手」と頑固な一面もあるasasaさん。それでも穏やかなダンナさんと18年ほど暮らしてきて、喧嘩は全くなかったといいます。

「喧嘩にならないのは、ひとえに夫のおかげですね。怒らないですし、話し合いでも折れてくれたり、最終的には私に任せてくれたり……。本当にありがたいです。」

結婚14年目にasasaさんの誕生日をお祝いしているときのお写真
結婚14年目にasasaさんの誕生日をお祝いしているときのお写真

最後に同棲生活で大事にしていることを尋ねると、asasaさんは「決めすぎないこと」に加えて、「ありがとうを言葉にすること」だと話してくれました。

「料理する気力がなくてご飯を買ってきただけでも、夫は本心で『ありがとう!』って言ってくれるんです(笑)。私も、何かあったときは必ず『ありがとう』を言うようにしています。

結婚生活や同棲って、やらなきゃいけないことが沢山あるなかで一緒に毎日を繰り返す、そんな日常を過ごしていくことでもあるじゃないですか。そこで『ありがとう』の一言があると救われる日もあって、やっぱり大事だなと思います。」

柔軟に変化しながら、お互いを支え合う結婚生活

パートナーには「こうしてほしい」とつい分担や役割を求めてしまうこともあるなか、asasaさんが話してくれた「決めすぎない」という意識の大切さに、はっとさせられた取材でした。

相手に「働いてほしい」といった役割を求めていても、本人の意思やライフステージ、人生の出来事によって変わっていくもの。asasaさんご夫婦のように、そのときどきに応じて柔軟に役割を変えながら、お互いに支え合っていけるカップルになりたいものです……!

また人生が大きく変わる結婚や同棲などのタイミングで、理想の家具を形にできるDIYにチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。

同棲を検討している方は、ぜひ「ぺやさがし」でお部屋探ししてみてください!

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文=市川 茜

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