バナー バナー
 
同棲
最終更新日:2023/03/22

社宅・社員寮で同棲はできる?住居によって異なる事情や注意点を詳しく解説


社宅・社員寮で同棲する際の注意点

社宅・社員寮で同棲する際の注意点

社宅もしくは社員寮での同棲では、大きなトラブルを招かないためにも、事前に以下の3つの点に気をつけて行うようにしましょう。

間取りは1R・1Kが多い

社宅の場合、単身者用やファミリー用など複数の間取りが用意されています。しかし社員寮の場合、ワンルームや1Kなど単身者用の間取りのみであることがほとんどです。そのため、カップルで暮らす場合には狭く感じるかもしれません。

初めの頃は、お互いの距離が近いことに喜びを感じるかもしれません。ところが、暮らし始めると荷物は少しずつ増えていく上に、ケンカをしたときなどにはひとりになれるスペースがないなど、単身者用の狭さのデメリットが徐々に目立ってきます。ワンルームや1Kの間取りで同棲する場合は、引越し前にできるだけ2人の荷物を減らしておき、少しでも空間に余裕を持たせるようにしておくようにしましょう。

門限がある場合がある

主に独身寮の場合、門限は22時前後、外泊は申請しておけば可能など、若者の入寮社員に対する規則を設けている会社も少なくありません。

社会人になったのに、門限や外泊への届出が必要なのは面倒に感じますよね。門限があるために、終電の時間を気にするのもストレスが溜まりますし、帰宅時間が重なることも考えられます。社員寮にこっそり同居している場合、バレるのは時間の問題だと言えます。

あくまでも社員寮は希望制で、規則を守るのがルールなので、社員寮でこっそり同棲するのはやはりリスクが大きい行為なのかもしれません。

婚約・結婚しても単身者住宅では同棲できない

近々結婚する予定の婚約者の場合など、先述した通り社員寮での同棲が認められるケースもありますが、これはファミリー世帯用の間取りの場合に限られます。あらかじめ確認しないと、独身寮はおろか単身者用の社宅にも入居できません。

彼氏・彼女が独身寮に入っていて、彼女との結婚が決まり同棲することになった場合、独身寮は独身であることが入居の条件となっているため、退去しなければならない可能性は高いと言えます。

同棲に伴い社宅・社員寮を退去する場合の手続き

同棲に伴い社宅・社員寮を退去する場合の手続き

結婚や婚約前のカップルが同棲する場合、現在入居中の社宅や社員寮を退去し、二人暮らしに見合った間取りの賃貸物件を新たに探しましょう。社宅や社員寮を出る場合には、所定の手続きが必要です。ここからは、その手続きの手順について解説していきます。

総務部に退寮届を出す

総務部とは、会社の福利厚生や備品管理などを取りまとめている部署です。退寮することが決まったら、できるだけ早めに総務部へ足を運び、退寮の手続きに必要な所定の書類をもらいましょう。記入したら、指定された先へ忘れずに提出します。

なお、書類を受け取った際に、退寮時にするべき事柄の説明を受けますので、自分でもその内容をしっかりと確認しましょう。

原状回復する

仮住まいである社員寮から退去する際には、賃貸物件からの退去と同じように「原状回復」を行う必要があります。

ハウスクリーニング代はのちほど請求されますので、出費を少しでも抑えるためにも、自分でできるクリーニングや修理は行っておくようにしましょう。備え付けの家具や家電は、普段からきれいに使用するように心がけてください。

また、家具を自分で買ったけど新しい部屋では使わないというケースもあるかもしれません。この場合、どんな理由があっても私物はすべて撤去しましょう。次の入居者の退去時、もしくは寮側が処分の負担を背負うことになります。

今までの感謝の気持ちを込めて、そして次の社員が気持ちよく入居できるように「立つ鳥跡を濁さず」の精神で原状回復をしましょう。

備品はきれいにして元あった場所に戻す

備え付けの備品や家具・家電は、会社所有の資産です。たとえ長年の入居で思い入れがある備品があるとしても、これらを引越しの際に持ち出すのは厳禁です。

また、長く入寮していた、寮が取り壊される予定があるなど特別な条件下では、総務に相談して備品の持ち出しに許可が下りるケースもあります。しかし一般的には、退寮の際の備品持ち出しはできません。場合によっては盗難として扱われたり、損害賠償を請求されたりする可能性もあるので注意しましょう。

社宅・社員寮で同棲はできない場合が多いので注意!

社宅・社員寮で同棲はできない場合が多いので注意!

家賃の節約や通勤の便利さなどたくさんのメリットがあるため、カップルが同棲しようとするときに、住む場所として社宅や社員寮を候補として挙がることも多いと思います。

しかし、社宅や社員寮は単身者用の間取りが多いこと、独身寮では防犯上の理由から入居者以外の立ち入りが原則禁止であることなどから、同棲は不可能な場合が多いです。バレた場合のペナルティにより、仕事にも大きな影を落とすことも考えられますので、社宅や社員寮での同棲はできるだけ控えるようにしてください。

ぺやさがしアプリのダウンロード

1 2
 
― 人気記事 ―

該当する記事がありません