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インタビュー
最終更新日:2022/01/11

【同棲インタビュー】伊織さんと彼女の笑いの絶えない同棲生活

今までの経験が活きた3回目の引越し

ひょんなことで、突然に始まった伊織さんとあんさんの同棲生活。広いけど立地が悪かったという最初のお部屋から、今までに3回引越しをされています。歴代の同棲部屋のメリット・デメリットを深堀りしながら、現在のお部屋に辿りついた経緯をお聞きしました。

不便さも今振り返れば楽しかったと思える

同棲を初めてから3回の引越しを経験したおふたり
同棲を初めてから3回の引越しを経験したおふたり

伊織さんの前回の連載でも何度か話題に上がっていますが、おふたりの歴代同棲部屋ではたくさんの苦悩があった様子。

「まず、最初の部屋は山の上にあって、どこに行くにも坂の登り降りが必須でした。2軒目は、街中にも近い新築マンション。でもこれが、めちゃくちゃ狭くて……さらに住んでいくうちに周辺の治安が悪いとわかり、引っ越しました。」(伊織さん)

すでに苦悩の遍歴がうかがえますが、ふたりに印象に残っている部屋をお聞きしたところ声をそろえて「最初の、山の上の家!」と教えてくれました。自転車での坂の登り降りが大変だったことも、ふたりにとってはむしろいい思い出となっているのだといいます。

もし最初の同棲が不便さのあるところだったとしても、それも含めて良い思い出になるのではないでしょうか。お互いの理想を詰め込んだ完璧な部屋でなくても、ふたりで笑い合えていればきっと大丈夫だと、少し気持ちが軽くなります。

カビが生えやすい木造アパートには要注意!

2軒目の狭い新築マンションから、次にいきついたのは木造アパート。しかしそこもまた、難ありだったようで……

「家賃が安かったので木造アパートに決めたのですが、それまでRC(鉄筋コンクリート)の物件にしか住んだことがなかったので管理の仕方を知らなかったんです。まんまと、カビが大量発生してしまいました……」(伊織さん)

条件が悪いと、すぐにカビの温床となってしまう木造アパート。空気清浄機を置いたり、大きな家具は定期的に動かしたり、こまめに掃除したり…… 伊織さんもさまざまな対処法を試したといいますが、やっかいなカビは知らず知らずのうちにどんどん増殖していきます。

洋服や靴、カバンなどもカビの温床になりやすく、ワンシーズンで買い換えなくてはいけなくなったり、さらには健康被害にもつながったり、カビは非常にやっかいな存在。これからお部屋探しする方も、十分に注意していただきたいポイントです。

「そんな難ありの家でも唯一よかったのが、隣の部屋に入居者がいなかったこと。木造なので防音力は皆無でしたが、隣人がいなければあまり気にせず過ごせていました。でも4年ほど住んで、ちょうど更新の時期に差しかかるタイミングでとても賑やかなファミリーが引っ越してきて!」(あんさん)

音を気にしなくて良いという唯一のメリットが失われ、すぐに引越しを決意した伊織さんとあんさん。ここでついに、今まで住んできた3軒の経験が活かされることになります。

今までの経験をフル活用した部屋選び

広々としたリビングには家具が綺麗に配置されている
広々としたリビングには家具が綺麗に配置されている

苦悩の多い同棲部屋を経て辿りついた現在の部屋について、伊織さんは「今までの経験が生きたチョイス」だといいます。

「立地はもちろんのこと、狭すぎると収納に困るのでそこそこの広さを。そして何よりカビです(笑)木造は避けつつ、今回は防音にも気をつけました。」(伊織さん)

そんなふたりが選んだ部屋は、1LDKのRC構造。リビングが20畳もある広々としたお部屋です。

「リビングの他に2部屋ある物件に住んだこともありますが、その時も常に一緒にいたので部屋数はいらないと気付けました!それで今回は、リビングが広い1LDKに決めたんです。」(あんさん)

コロナ禍によって家で過ごすことが増え、せめて今までのデメリットは解消できる部屋に引越したかったというおふたり。今までの経験があったからこそ、現在の快適な部屋に辿りつけたのですね!

次ページでは、お部屋のこだわりポイントについてご紹介します!

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