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最終更新日:2023/03/22

おうちデートで楽しめる! 二人プレイ可能なボードゲーム3選


おうちデートのおすすめボードゲーム①「枯山水」


Amazonより

「枯山水」は2014年11月に初版が発売され、4ヶ月で860セットも売り上げたというボードゲームです。枯山水とは、白い砂な大きな石を用い水の流れを表現する石庭のこと。有名な場所では、京都の金閣寺にほど近いところにある龍安寺の石庭が挙げられます。この石庭をボードゲームで競いながら造り上げるという、これまでのボードゲームの常識を覆す着想により大ヒットしているゲームです。

「枯山水」の基本的なルール

ボードゲーム「枯山水」では、プレイヤーが禅僧となって、それぞれが美しく洗練された石庭を造っていきます。ゲームの勝敗は、禅の精神性を理解し、高度な芸術性を最も良く表現できるかどうかで決まります。

基本的には、名庭園カード・作庭家カードを各プレイヤーが1枚ずつもらい、それに従って自分の庭園ボード上に、ゲットしたさまざまなパターンの砂紋・苔・渦・対称性などのタイルやいくつかの石を配置していきます。具体的な勝利点としては、庭園の美しさ・わび・さびなどの「美点」以外にも、座禅といった行動の面で稼ぐことができる「徳ポイント」などもあり。不均衡性は良くない評価となることにも注意が必要です。

「枯山水」のおすすめポイント

ボードゲーム「枯山水」のユニークな点は、対戦相手を直接負かすというゲーム法ではなく、自分で自分だけの庭を造り上げ、その美しさを客観的に判断した点数で戦うというところです。一般的な競争ゲームではパートナーと険悪なムードになることも多々ありますが、枯山水ではお互いの造った庭をいろいろな観点で批評しあえるので、実のある時間を過ごすことができます。

パートナーが点数的に完璧な庭を造った場合でも、逆にめちゃくちゃな庭を造り上げたとしても、盛り上がること間違いなし!力を入れるポイントも人それぞれですので、相手の意外な一面を見ることができるかもしれません。

ボードゲーム「枯山水」をおうちデートでプレイしたのをきっかけに、カップルで実際に枯山水の石庭にも足を運ぶ「枯山水デート」を実現するのもおもしろそうです。今までとは違った見方で、お寺デートを楽しむことができるでしょう。

おうちデートのおすすめボードゲーム②「ito」


公式より

次にご紹介するのは、対戦相手全員で協力して推理を進めるカードゲーム「ito」。卓上でできるという意味で、今回の「おすすめボードゲーム3選」に含めました。「数字を口にするとアウト」という基本的なルールのもと、その時のテーマに合わせた表現方法で対戦またはお互いに協力し合い、ゴールを目指します。

プレイ可能人数は2~10人まで、1プレイは約15分と短いため手軽にできるゲームです。アークライトというボードゲームメーカーが販売しています。

「ito」の基本的なルール

自分に配られたカードの数字を口に出さないようにしながら、お互いに協力してテーマに沿って表現し合うという、会話がベースとなるゲームです。一番伝えたい数字をはっきりと伝えることは制限されていますので、「伝わりそうで伝わらない!」というもどかしさをカップルで楽しめます。「ito」では協力プレイも対戦プレイ(アカイイト・ルール)も可能ですが、カップルふたりでやる場合は協力プレイ(クモノイト・ルール)で行います。

クモノイトルールではます、1~100のナンバーカード1枚ずつがプレイヤー全員に配られます。次にテーマカードをいくつか引き、ふたりが答えやすいテーマを選び、そのお題に沿って自分の持っている数字を「その数字を直接言わないように」アピールしていきます。プレイヤー同士の会話から相手の持っている数字を予想し、最終的に全体が小さい順に並ぶようにカードを出し切るのがゴールです。

「ito」のおすすめポイント

カードゲーム「ito」で指定されるテーマでは、たとえば「生き物の大きさ」というものがあります。そこで自分の持っている数字が「1」であれば、「蟻」や「ノミ」など非常に小さな生物を挙げて自分の数字をアピールすることに。つまり、相手の価値観がはっきりと見えるため、カップルでプレイする際にはこれまで知らなかったお互いの姿を見ることができるのです。

お付き合いがまだ短いカップルの場合には、相手のことをもっと知るきっかけになりますし、お付き合いの長いカップルは予想外の考え方に驚くこともあるかもしれません。相手が自分に必死に説明をしている姿を見るのも、カップルならうれしい場面になるでしょう。

これから先長くお付き合いをしていくのなら、相手との協力の相性を、おうちデートでおすすめのゲーム「ito」ではかるのも一案です。

おうちデートのおすすめボードゲーム③「海底探検」


公式より

最後にご紹介するのは、世界中で20万部を売上中のボードゲーム「海底探検」。プレイヤーは潜水艦の乗組員として、限られた酸素をうまく使いながら海底に密かに眠る財宝をたくさん手に入れる、というゲームです。プレイ可能人数は2~6人まで、1プレイは約30分で、オインクゲームズという国内のゲームメーカーが販売しています。

こちらのゲーム、実はボード(ゲーム盤)は存在せず、卓上で潜水艦ボードから遺跡チップと呼ばれるものを並べていくという平面的なゲーム展開スタイルとなっています。

「海底探検」の基本的なルール

「海底探検」では、サイコロ2つを振って駒を海底に向けて進めていきますが、より多くの財宝を手に入れるだけでなく、往復の酸素残量も考えながら潜水艇へ帰るタイミングを計らなければなりません。

まずは潜水艦ボードから遺跡チップ(全部で48枚)を裏向きのまま、低い得点のものから連なるように並べます。潜水艦から遠くに行けば行くほど、高い得点となる財宝を手に入れることができるかたちです。サイコロを振って進み止まった場所にあるチップは拾うことができ、得点になります。

ただし、次にサイコロを振る際には所有している遺跡チップの数の分、空気タンクより酸素を減らす必要があること、さらには酸素の入った空気ボンベはふたりで共有するため、お互いのことも考えて計画的にゲームを進めていくことになります。酸素は駒を進めるごとにどんどん減っていきますので、スリル満点です。

「海底探検」のおすすめポイント

ボードゲーム「海底探検」は、酸素ボンベを背負っている人型の駒や遺跡チップなど、小道具がとにかくかわいらしいのでテンションが上がります。

また、深く潜れば潜るほど財宝をたくさん手に入れることができますが、潜水艇へ旗艦できなくなる恐れもあるなど、シンプルなルールながら奥が深いため、意外と難しい点もおもしろいです。お互いに酸素を分け合うのか、自分の物欲を優先するのか、そのあたりの駆け引きも興味深いところ。

おうちデートでカップル対戦した場合、果敢に攻めるタイプなのか堅実なタイプなのか、プレイスタイルによってパートナーの作戦や冷静さが垣間見ることができるでしょう。

ボードゲームでおうちデートをもっと楽しく

「おうちデートでネタが尽きた」というカップルのみなさんには、ボードゲームという新しい選択肢もあることをぜひ知って欲しいです。コロナ禍ということもあり、オンラインで購入できるものが多いので、その点も安心です。これをきっかけに、自分たちが楽しめるボードゲームのバリエーションを増やしてみてはいかがでしょうか。

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