恋愛における「自己開示」の大切さとは？効果的なテクニックを紹介

1 恋愛に効果的な自己開示テクニック
2 恋愛に自己開示を用いる際に気をつけたいポイント
3 自己開示をして恋愛を成就させよう！

恋愛に効果的な自己開示テクニック

自己開示　恋愛

自己開示といっても、何でも自分の思っていることを話せば良いと言うわけではありません。では、恋愛で効果的な自己開示テクニックはどのようなものがあるのでしょうか。

・自分の趣味を開示する

長く続けている趣味やこれから始めてみたいことをテーマに話してみると良いでしょう。この時、注意したいのが「私の趣味は○○です。」みたいな話し方をしないことです。相手が興味を持っていれば、話は続きますが、興味がなければ「そうですか」で終わってしまいます。

なぜ、それを始めたのか、初めてみたいのか、やったことでどんなことがあったのかなどのエピソードを交えながら話すことが大切です。例えば、「小さい頃、溺れかけて大変な思いをしたので水泳を始めたら、今では泳ぐだけでは飽き足らずサーフィンをやってるんです」「食べることが好きなので、料理を習いたいと思ってるんです」などエピソードを交えながら話せば、自己開示になり相手も自分の話をしてくれるでしょう。

・プライベートの心配事を開示する

お金や健康、仕事などは、誰でも関心があるのであなたにも同様の悩みがあるとわかれば、相手との親密度は一気にアップします。ここでのポイントは、相手に秘密の話を打ち明けられたと感じさせることです。そのため、「あなただけに話す」と言うシチュエーションも大切になります。

例えば、男性に「まだ、誰にも話してないんだけれど、収入がイマイチで転職を考えている。居心地は良いから悩んでるけど」と話してみれば、相手も「実は、僕も転職を考えているんだけど」と会話が繋がることも多いでしょう。この返報性が信頼へと変わります。

・ポジティブな出来事（前向きな思い）を開示する

自分の好きなことや、すると幸せになったり元気になるようなポジティブな出来事を開示するのも有効です。人は幸せな話を聞くと、優しい気持ちになって相手のことを好意的にとらえるようになります。

例えば、「犬を飼ってるんだけど、散歩に行って嬉しそうな犬を見るとどんなに疲れていても幸せな気持ちになるんだよね」「最近、絵を描くことにはまってるんだけど、描いてるとあっという間に時間が過ぎちゃうんだ」などの話は、相手も楽しい気持ちになって自分のはまっていることを話して会話が弾むかもしれません。

・自分が改善したいと思っていることや目標などを開示する

改善する時期はいつでも構いませんが、いつか自分が取り組もうとしていることや目標を自己開示することもふたりの距離が近づくきっかけになります。

例えば「海外に長期滞在してみたいと思っているから英会話を勉強したいんだ」「将来は、自然の中で暮らしたいと思っている」などですが、ここでのポイントは、悩みを話すのではなくて、改善したいことや将来やりたいことを話すことです。

目標を開示することで、ポジティブな印象を持たれるだけでなく、質問し合うことでお互いの将来像が掴めてくるでしょう。また、お互いの夢や希望を共有することで、距離感が一挙に縮まります。

・自分の恥ずかしい出来事を開示する

自分の恥ずかしい失敗談などを開示することで、「かわいい」「守ってあげたい」と言う男性心理が働くこともありますが、ただ失敗談を語るだけでは、そこから進むことは難しいかもしれません。

ここでのポイントは、その失敗や恥ずかしい出来事をどうやって今に活かしているかなどを合わせて話すことです。失敗したことから何かをつかんだあなたのことを相手は「失敗を乗り越えて成長したんだな」「だから優しいんだな」と肯定的に受け止めてくれます。

つまり、自分のことを説明する時に、失敗談を語ることで、あなたの成長と人間性を伝えることができるのです。しかし、ここで注意したいのは、性的な失敗談に関しては別だということです。特に女性が語る性的な失敗談は、相手に引かれてしまう可能性もあるので注意しましょう。

恋愛に自己開示を用いる際に気をつけたいポイント

ここからは、恋愛で自己開示のテクニックを用いる時に気を付けたいポイントを解説します。どんなことでもそうですが、いくら恋愛に効果のある方法を用いても、使い方を間違えると逆効果になることもあるので注意しましょう。

・他人への悪印象や悪口まで開示しない

自己開示をする時は、自分のことだけにしましょう。他人の悪口やその人に持っている良くない印象まで一緒に開示してしまうと、人間性を疑われることになってしまうかもしれません。また、人の悪口は、聞いていて気分が良いものではありません。もし、相手が、あなたに好意を持っていても、悪口を言う姿を見たら、それ以上の関係になるのは難しいでしょう。

・人を選ぶ話題まですぐ開示しない

自己開示をすると距離が縮まると言っても、特定のデリケートな話題は難しい結果を招いてしまうこともあります。特に日本では、政治や宗教の話題には触れないようにする方が無難です。

他にも、相手が感情的になってしまう話題もあるでしょう。相手が不愉快になるような自己開示はしないようにすることが大切です。その人となりがわかってきたらもう少し深くまで開示できるかもしれませんが、いずれにしてもタイミングが大切です。

・距離が縮まってないままプライベート過ぎることを開示しない

特にプライベートな自己開示をするときは、相手との親密さを確認することが大切です。あまり距離が縮まっていないのに、プライベート過ぎることを開示すると、取り返しのつかないことになる場合があります。また、距離が縮まっていないのに、あまり重いテーマの自己開示をすると、相手の心が離れてしまうこともあるので注意が必要です。