南くんの恋人のヒロイン・ちよみと同棲するなら、どんな部屋がいい?真剣に考えてみた
僕には、少し変わった恋人がいる。
名前はちよみ。高校生のときに突然縮んでしまい、それっきり元に戻らないらしい。
ちっちゃくなったせいで、大変なこともたくさんあったと聞いている。
でもちよみは、そんな困難を乗り越えて、今まで力強く、たくましく生きてきた。
僕はそんなちよみのことを愛しているし、これからもずっと、一緒に仲良く暮らしていきたいと願っている。
ちよみを草むらで拾ってきて、付き合い出してから1年が経つ。
今は、もともと僕が暮らしてた狭いアパートの一室で同棲しているけれど、そろそろ引っ越したいと思っている。そう、もっと住みよい部屋に。
2人の明るい未来のためにも、引っ越し先について真剣に話し合わないといけないな――
ちよみと2人で引っ越したい
ライターのたかやと申します。突飛な始まり方で失礼しました。
そして改めてご紹介します。
こちらが、僕の恋人の「ちよみ」です。
みなさんは『南くんの恋人』をご存じでしょうか。
内田春菊の漫画、またそれを原作としたテレビドラマ。ある日突然、身長が16cm(原作は15cm)に縮んでしまったヒロイン・ちよみと、ボーイフレンド・南くんとの同棲生活を描いた作品。1990年、1994年、2004年、2015年にドラマが放送された。
1994年からは、10年に1度のペースでリメイクされているので、広い世代で観られている作品と言ってもいいでしょう。
細かな設定は各作品で異なる部分がありますが、共通のストーリーをざっくり説明すると……
どこにでもいる高校生カップル、南くんとちよみ。2人はごく平和に暮らしていたが、
ある日突然、ちよみがめちゃくちゃ縮んでしまう!(その原因は明かされていない)
ちっちゃくなったことが周囲に知られるとパニックになってしまうため、ちよみは南くんの部屋で隠れて暮らしながら、元の身体に戻る方法を探していく。
こんな感じです。原作の漫画はひたすら悲しいお話ですが、ドラマでは2人のピュアな愛、そして、家族との絆について考えさせられる内容になっています。
僕は小学生の頃に2004年版のドラマを観ていました。ちよみ役=深田恭子、南くん役=二宮和也の時代です。
当時の僕はドラマを観ながら、こんな妄想をしていました。
原作を読んだ方、そしてドラマを観ていた方も、そんな想像をしたことがあるのではないでしょうか?
そんなわけで今回は、
「ちよみと同棲するなら、どんな部屋がいいか」
を真剣に考えてみたいと思います!
ちよみ役は、担当編集のうないさんにお願いすることにしました。すべて一人で妄想すると、どうしても独りよがりな結果になりそうだからです。
うないさんは「ちよみ? なんで男の俺が?」と困惑していましたが、1994年版のドラマ(高橋由美子・武田真治主演)をリアルタイムで観ていて、原作も好きらしいので適任と判断しました。
2004年版は観ていないとのことだったので、2日間で全11話を視聴してもらいました。完璧にちよみになりきってもらいます。
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