同棲中の倦怠期、どうやって乗り越える?マンネリを解消するポイント
大好きな相手とお付き合いに発展し、ついに憧れの同棲生活に。同棲当初はすべてが新しく、刺激的で楽しい毎日。
しかし同棲生活が長くなるにしたがって「彼氏・彼女に対してあまり恋愛感情が無くなってしまった」「最近はあんまりドキドキしていない」「ここのところなんだか相手が冷たい気がする」という悩みを抱えてしまうカップルも少なくありません。
長い間ふたりで一緒に暮らすにつれて、だんだんとマンネリ化してしまうのは仕方がないかもしれません。この倦怠期を乗り越えて再び恋人同士のように仲良く過ごすことができればいいのですが、倦怠期をきっかけとして相手への気持ちが冷めてしまい、別れるという最悪のケースも考えられます。
そこで今回は、倦怠期を乗り越えてマンネリ化を解消するための方法を解説します。最近はあまり刺激を感じないとしても、お互いに恋愛感情を持って恋人として付き合い、同棲にまで至ったお相手であるはずです。倦怠期の些細な問題を理由に別れて後悔することがないように、ぜひ参考にしてみてください。
目次
同棲中に訪れる倦怠期にありがちなこと
相手のことが嫌いになったわけではないのに、なぜかいまいち気持ちが盛り上がらなかったり、ちょっとしたことでイライラしてしまったり。
このような同棲期間中の気持ちの変化は倦怠期と呼ばれ、自分だけに起きる特別なものではなく、長い期間一緒にいるカップルにはよくありがちです。
同じ家で暮らすようになり、恋人との関係性にすっかり慣れてしまうことで相手から刺激を感じなくなってしまうことが、倦怠期の主な原因です。
付き合い始めた当初は経験する全てが新しかったはずなので、その頃と比べると無理もありません。
まずは、倦怠期にありがちな出来事について確認しましょう。自分の状況に当てはまるかどうか考えてみてください。
■二人の会話が減る
付き合い始めや同棲する前と比べて、二人の会話の量は減っていないでしょうか。
毎日会話を交わしているつもりでも、よくよく思い返してみると「買い物に行ってきます」「この日仕事が入ったよ」などと、必要最低限の会話だけになっているというパターンもありがちです。
「今日仕事でこんな事があった」「この映画見に行きたいね」など、同じ時間を共有するような会話が少なくなっているのは、相手に対する関心が薄れている証拠かもしれません。
また、「自分は仕事で疲れているから相手の愚痴を聞きたくない」などのような理由で意図的に会話を避けてしまっている場合も考えられます。
■けんかになったりイライラしたりすることが増える
倦怠期のカップルは、相手に対する思いやりや優しさよりも相手の嫌な部分ばかり見えてしまいがちです。
同棲当初は気にならなかったのに、最近は相手の些細な行動や言葉遣いにまでイライラしてしまうといった状況はまさに倦怠期だと思われます。
お互いにイライラが募るとけんかになってしまい、相手への思いやりも少なくなっているためついつい言いすぎてさらに険悪な中になってしまうことも。
自分で倦怠期だとわかっていながらも、より一層関係性が悪くなる悪循環となってしまいます。
■相手に「よく見られたい」という気持ちが薄れる
付き合う前は「相手に気に入ってもらいたい」という想いから、何時間もかけて服を選んだり、デートに合わせて美容室に行ったり、少しでも気が利くと思われる言動をしたりと、よく見られるために一生懸命になりがちです。
しかし、同棲期間が長くなり「家にいて当たり前」の存在になると、よく見られようとする努力はなかなか続けられないのではないでしょうか。
そして、その姿勢が相手にとっては「あの頃と違ってだらしがない、変わってしまった」といった印象を与えてしまい、気がつくと不満になっているかもしれません。
■相手とのスキンシップが減る(ご無沙汰になる)
倦怠期にありがちな出来事として、相手とのスキンシップや夜の営みが減ってしまうということも挙げられます。
中には一緒にいる時間が長くなった分、スキンシップの回数が増えるカップルもいますが、そういった機会が段々と減ってしまう場合も少なくありません。
毎日同じ家で暮らすうちに恋人から家族のような存在へと変化してしまい、スキンシップをとるきっかけが掴めなくなってしまうようなケースもあるのです。
夜の営みの減少に限らず、デートの際にあまり手を繋がなくなった、一緒のベッドに入るもののくっついて寝ることがなくなったという場合も同様だと考えていいでしょう。
■「一人になりたい」と思うことが増える
同棲して二人で暮らすことの楽しさや喜びよりも「一人の時間がほしい」と感じるようになったら、倦怠期のサインのひとつかもしれません。
他の人と楽しく過ごすのが好きな人もいれば、一人でゆったり自由に過ごすのが好きな人もいます。過ごし方の好みは人それぞれなので一概には言えませんが、相手と過ごすことが煩わしく感じるようになったり、一緒にいると疲れるという場合は注意が必要です。
同棲をしているとどうしてもプライベートの時間は減ってしまいます。相手に原因がない場合でも、同棲してみて初めて「自分には一人になる時間が必要だったんだ」と気づくケースもあります。
【注意】「倦怠期」と「冷め」は違うもの!
ここまで、倦怠期にありがちな出来事や考え方を5つ紹介しましたが、倦怠期について考えるうえで大切なのが、「倦怠期」と「相手に対する冷め」は別物だということです。
倦怠期の場合は状況の変化によるものが大きく、相手への不満そのものはあまり多くない場合がほとんどです。そのため、まだ解消の余地は十分にあります。
しかし、相手への気持ちが自分の中で冷めてしまっている場合は相手に対する不満も多く、解消はなかなか難しいのが実情です。
倦怠期について向き合う際には、まず「そもそもこの気持ちは倦怠期なのか、冷めているのか」を正しく見極めることが大切になります。
次ページでは、倦怠期と冷めの気持ちの違いを見極めるポイントをご紹介します!