【必見】大学生の同棲はあり?メリットやデメリット、生活費など徹底解説!
大学生になれば、ある程度は自分でお金を稼ぐこともできるので、パートナーがいる場合は同棲を考えるのも当然かもしれません。しかし、社会人でもないのに同棲をしていいのか、ちゃんとふたりで暮らしていけるのかなど、これからの生活について不安もあるのではないでしょうか。
そこで今回は、大学生カップルが同棲するメリット・デメリット、必要な生活費などについて徹底解説していきます。
目次
ぶっちゃけ大学生同士の同棲はあり?なし?
大学生同士の同棲は法律でも認められているため、お互いが納得しているのであれば特に問題はありません。しかし親の承諾を得るのが難しかったり、金銭の管理が面倒だったりするなど、さまざまなデメリットがあるので、同棲する目的をあらかじめ明確にしておく必要があります。
単に「一緒にいたいから」など安直な考えで同棲を始めた場合、どちらか一方に金銭的な負担がかかったり、家事の負担割合が偏ったりするなど、ちょっとしたことが原因でお互いの関係が悪化しまうケースも少なくありません。仲直りできないとその後の生活もつらくなるので、「他人と一緒に暮らす」ということを真剣に考え、同棲の目的をお互いに確認しておくようにしましょう。
大学生同士が同棲をするメリット
同棲をすれば、時間的・金銭的に余裕ができるほか、お互いへの理解が深まるなどのメリットがあります。結婚を見据えたお付き合いであれば、より大きなメリットが得られます。ここからは、同棲で得られる具体的なメリットについて解説していきますので、どのようなものがあるのか詳しく見ていきましょう。
生活費(家賃・食費・光熱費)が抑えられる
同棲をすると、生活費(家賃・食費・光熱費)を抑えられるメリットがあります。以下の表では、総務省の家計調査結果をもとに、単身世帯と二人世帯でかかる生活費の平均額を算出しているので、まずはどれぐらいの違いがあるのかどうか見てみましょう。
二人世帯 | 単身世帯 | |
---|---|---|
家賃 | 約140,000円 | 約87,000円 |
食費 | 79,543円 | 37,352円 |
光熱費(電気・ガス・水道) | 19,076円 | 9,555円 |
※家賃は、東京をベースに二人世帯(1LDK・2K・2DK)の家賃目安、単身世帯(1R・1K・1DK)の家賃目安を参考にしています。
※二人世帯参考資料:第1表 主要家計指標-二人以上の世帯
※単身世帯参考資料:(品目分類)第9表 1世帯当たり品目別支出金額及び購入頻度(単身世帯)
家賃はふたりで折半をすれば、一人暮らしよりも抑えることができることがわかります。また、単身用の賃貸物件よりも、間取りが広い賃貸物件の方が設備やセキュリティ面で優れていることも少なくありません。家賃を抑えられる分は少ないとしても、住み心地や利便性の良いお部屋に住めるというのも同棲のメリットです。
家事の負担が軽くなる
同棲をすると、家事の負担が軽くなるメリットもあります。一人暮らしでは、炊事や洗濯などすべてひとりでしなければなりません。しかし同棲をしていれば、分担をすることで家事をすべてこなす必要がなくなります。
トラブル発生時にひとりで解決する必要がない
ふたりで暮らしていれば、トラブル発生時にひとりで解決する必要がなくなります。主な一人暮らしのトラブルとして、下記のようなことが挙げられます。
■一人暮らしのトラブル
・急な発熱や風邪などの病気
・強引なセールス
・鍵をなくしてしまう
・水道やトイレの水漏れ
これらのほかにも、女性の一人暮らしの場合は犯罪の不安もありますし、ゴキブリなどの外害虫が出た場合、対処が難しいこともあるかもしれません。しかしパートナーがいれば、こういったトラブルがあっても協力し合えるので安心して生活できます。
一緒に過ごせる時間が増える
たとえお互いに忙しくても帰る場所が同じなため、一緒に過ごせる時間が増えるのもメリットです。同じ大学であれば学校で会えますが、違う大学に通っている場合、一緒に過ごす時間は限られてしまいます。一緒に住んでいれば、わざわざ時間を合わせてデートをしなくてもふたりで過ごす時間を確保できます。
女性の一人暮らしより安全に暮らすことができる
女性の一人暮らしは、ストーカーなど犯罪のターゲットになりやすいですが、男性と暮らしていれば安全に暮らせるというメリットがあります。
女性の一人暮らしであっても、洗濯物の中に男性用のシャツやパンツを混ぜて、男性と一緒に暮らしているように見せかけて防犯対策をする人もいます。このことからわかるように、同棲をしていれば犯罪のターゲットになるリスクを下げることができるのです。
共同生活を通してさらに仲が深まる
共同生活をしていると、お互いの生活リズムや食事の好み、価値観など素の部分を知ることができます。最初は違和感があったり、価値観の違いを感じたりすることもあるかもしれませんが、やがて相手を理解できるようになると、よりお互いの仲が深まります。
その過程で喧嘩をすることもありますが、わかり合おうとする努力のほか、相手を許すという経験も、ふたりの絆を強くしてくれるかもしれません。
大学生同士が同棲をするデメリット・注意点
同棲にはたくさんのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。デメリットを理解しないまま同棲をしてしまうと、「こんなはずではなかった」など後悔することもあるので、最初にどのようなデメリットがあるのかを把握しておきましょう。
親の承諾を得るのが難しい
同棲を躊躇してしまう理由のひとつに、親の承諾を得るのが難しいということが挙げられます。特に大学生の場合、「学業が本分」というのが親の意見なので、なかなか認めてもらえないこともあります。場合によっては、承諾を得るために「結婚を前提にする」ことを約束しなければいけないかもしれません。
お互いが結婚を望んでいれば、そこまで大きな問題にはなりません。しかし、結婚の意思が固まっていない場合は、親の承諾を得るために結婚の約束をするのはデメリットと言えます。
親に反対されたときの対応については、後から詳しく紹介します!
ひとりで過ごせる時間が少ない
同棲をすると、ひとりで過ごせる時間が少なくなります。一人暮らしなら、家に帰ればひとりの時間をもてますが、同棲の場合は家に帰ると相手がいます。特に何もなければうれしいことですが、誰にも言いたくないようなつらいことや嫌なことがあった日は、ひとりの時間がもてないのをストレスに感じるかもしれません。
大学生活に支障をきたすかもしれない
同じ大学生であっても、大学や学年、受講している講義などが異なる場合は、生活リズムの違いによって大学生活に支障をきたす可能性があります。
大学は、4学期制や2学期制、前期・後期などで夏休みやテスト期間が異なり、休日や授業の開始時間が合わなくなってしまうことも少なくありません。食事の時間や就寝時間を相手に合わせると、自分の大学生活のリズムが狂ってしまうおそれがあります。
また、起床時間や睡眠パターンなど生活習慣に違いがある場合にも、生活リズムのズレによるストレスが生じます。このような違いは、他人と暮らすうえでは避けられないことなので、事前に話し合って解決しておくことが重要です。
金銭面の管理が難しい
同棲カップルに限ったことではありませんが、金銭面の管理が難しいというのもデメリットのひとつです。相手の通帳や財布の中身をチェックするのは難しく、たとえ「見せて」と言えたとしても、お互いに気まずい雰囲気になるほか、場合によっては不信感を抱くこともあります。
大学生の場合、アルバイトで生活費を稼ぐのが一般的ですが、職種や勤務日数などによって収入は変わります。金銭管理について、お互いが納得できるようなルールを作っておきましょう。
喧嘩が起こりやすくなる
好きな人と毎日一緒にいられるというのは幸せなことですが、一緒にいるせいで、喧嘩が起こりやすくなるというデメリットがあります。喧嘩の原因は人によって違いますが、主に以下のような理由が挙げられます。
■同棲カップルの喧嘩理由
・お互いの交友関係
・生活リズムの違い
・ひとりの時間がないストレス
・生活のマンネリ化
・家事を手伝わない
・お金にルーズ
生活を共にすることで、相手の嫌な部分が見えてしまったり、新鮮さがなくなったりすることで喧嘩が増えたというカップルも多いため要注意です。
次ページでは、大学生同士の同棲を親に反対された場合の対応についてご紹介します!
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