同棲でストレスを感じる人は多い!原因や解消法、回避方法まで詳しく解説
楽しい気持ちで始めた同棲生活。いざ一緒に住み始めると、ストレスが溜まってしまうという人も多いのではないでしょうか。せっかく前向きな気持ちで始めた同棲生活も、すれ違いによって解消してしまうこともあります。
おだやかな同棲生活を送るには、どんな方法があるのでしょうか。今回は、同棲でストレスを感じる原因と、解消法についてご紹介します。同棲前のストレスを回避する方法もお伝えしているので、これから同棲を始めようと考えているカップルは参考にしてみてください。
目次
同棲でストレスを感じている人はとても多い
2018年にCHINTAIが男女400人を対象に実施したアンケートによると、同棲生活でもっともストレスを感じる原因は「金銭感覚の違い(17.3%)」となり、そのほか「相手が大雑把すぎる(13%)」「食の好み(11.3%)」などの価値観の違いによる不満があがりました。
たとえ交際期間が長くても、いざ一緒に住み始めると相手の些細な行動が気になり、ストレスを感じる人も多いようです。これまで異なる環境で生活をしていたふたりが一緒に住むことにより、お互いにストレスを感じたり不満が溜まったりするのは自然なことといえます。
同棲でストレスを感じる原因
同棲でストレスを感じるのはどんなことが原因なのでしょうか。主に8つの原因を見ていきましょう。
1.家事を手伝ってくれない
2.物事の考え方・価値観に違いがある
3.生活リズムにずれがある
4.食べ物の好みが合わない
5.金銭感覚がずれている・お金の使い方が合わない
6.ひとりきりになれるプライベート空間がない
7.言動やクセが気になる
8.自分の行動・趣味に干渉してくることが多い
ここからは1つずつ見ていきます。
家事を手伝ってくれない
どちらも仕事をしているカップルの場合、どちらかに家事の負担がかたよっていることもあります。
たとえば、料理は彼女の仕事と考えている彼氏だと、「仕事が早く終わっても彼女がご飯を作るまで、ダラダラしながら待っている」、「前日に彼女が仕事で遅くなっても、彼女が朝食を作るまで寝ている」などです。人によっては、「家事は女性がするもの」という古い価値観をもっており、家事を一切やらない人もいます。
また、家事を分担した場合でも、どちらかが一人暮らしの経験がなかったり、家事が苦手だったりすると片方への負担は大きくなります。
物事の考え方・価値観に違いがある
短時間のデートや旅行だけではわからなかった、相手の普段の様子も見えるのが同棲です。その中でも、衛生観念の違いは一緒に生活をしないとわかりません。
たとえば、シャワーを浴びないままベッドに入ったり、バスタオルを洗う頻度が違ったりするなど、人によってはどうしても気になる部分です。自分とは違う価値観の相手との生活は、お互いに改善策を導ければ良いですが、どちらかの価値観を押し付けてしまうと、関係が破綻する可能性もあります。
また価値観の違いに、結婚に対する考え方があります。結婚を前提に同棲を始めるカップルは多いですが、同棲をするうちに結婚への意識が薄れたり、「一緒にいる時間が増えれば良い」と考えたりするかもしれません。片方は「結婚のため」、片方は「一緒にいたいから」という考えだと、同棲を解消するきっかけにもなります。
生活リズムにずれがある
食事時間やお風呂のタイミング、起床・就寝時間の違いもストレスの原因です。
たとえば、シフト制や夜勤のある仕事をしていると、生活時間が異なります。寝ているときに帰宅して起こされたり、食事時間をどちらかに合わせたりと、これまでパターン化していたリズムが壊れる可能性もあるのです。
食べ物の好みが合わない
食べ物の好みが合わないと、食事のたびにストレスが溜まります。料理の味付けが自分の好みと違うからと、作ってもらった料理に対し文句を言うと、けんかの原因となります。
また、偏食がひどい場合もストレスになります。コミュニケーションの場でもある食事を一緒に楽しめず、食べ物の好みが原因で同棲解消するケースも見られます。
金銭感覚がずれている・お金の使い方が合わない
「お金の話を恋人同士でしたくない」と考える人もいるかもしれませんが、お伝えしたアンケート結果の通り、ストレスの原因でもっとも多かったのが「金銭感覚のずれ」でした。
たとえば、給料をすべて使ってしまうタイプだと、結婚資金を貯められないといった悩みが出てきます。反対にお金にきびしすぎると、相手からお金の使い方を口出しされてストレスを溜めてしまいます。
ひとりきりになれるプライベート空間がない
家族でも、長期間一緒にいるとストレスが溜まるものです。どれだけ仲の良いカップルでも、ひとりの空間がないとストレスを溜めやすくなります。
プライベートな空間がないと、趣味に没頭できなかったり、相手の顔色をうかがったりと、常に相手を意識して生活しなければなりません。また、けんかをした場合、同じ空間では冷静になるのが難しくなります。
言動やクセが気になる
同じベッドで寝る場合気になるのが、いびきや歯ぎしりです。パートナーのいびきや歯ぎしりがひどいと、なかなか寝つけなかったり、途中で起きてしまったりします。睡眠を妨害されるため、十分な休息が取れず日常生活に影響を及ぼす可能性もあるのです。
また、ドアの開閉の仕方、便座の上げ下ろしなど、日常の些細な行動もストレスのポイントです。自分では気にならなくても、相手にとってはイライラする部分かもしれません。
特に、便座の上げ下げは女性が気になる部分です。何度注意をしても、使用後に上がったままの便座を見て、ため息をついている彼女も多いのではないでしょうか。
小さなことでも重なると大きなストレスになりかねないので、しっかり話し合いをし、お互いに意識して直すようにしましょう。
自分の行動・趣味に干渉してくることが多い
一人暮らしのときは趣味を思う存分楽しめていた人も多いでしょう。しかし、同棲を始めたことで相手から干渉され楽しめなくなることがあります。
アニメ・アイドル・洋服・スポーツ・演劇など人の趣味はさまざまです。しかし、「何でそんなのにお金を使うの?」「自分よりも趣味が大切か?」など、男女問わず自分の趣味に対して、いちいち口出しをされるのはストレスです。
また、どこで・誰と・何をするのかを細かく聞いてきたり、スマホやパソコンを覗き込んだりと、自分の行動をいちいちチェックされるのも苦痛に感じてしまいます。
次ページでは、同棲にストレスを感じたときの解消法をご紹介します。
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