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同棲
最終更新日:2023/03/22

遠距離カップルが同棲するときに押さえておきたいポイント

遠距離カップルが同棲するときに押さえておきたいポイント

遠距離恋愛をしていて、パートナーの転勤や退職などをきっかけに同棲を考えるカップルも少なくないと思います。

遠距離恋愛からの同棲は遠方への引越しとなるため、いろいろと不安がよぎるもの。特にはじめての同棲で移動する側の場合、「何から手を付けたら良いのかわからない」「新天地での同棲後の生活が心配」など、複数の不安を抱える人もいます。

今回は、遠距離恋愛中で同棲を考えているカップルのみなさんへ、遠方への引越しに関わる物理的な不安や、遠距離恋愛から同棲になった後にやってくるお互いの心理的変化などについて解説します。不安を解消するためにも、ぜひ参考にしてください。

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遠距離恋愛からの同棲って大変?

遠距離恋愛からの同棲って大変?

客観的に考えると、遠距離恋愛からの同棲は、物理的にも心理的にもある程度の大変さがともなうのではないか、と不安に思うのは当たり前のことです。しかし、ひとつひとつの事柄を分析してみることで、予想している多くの問題に対する不安は解消に向かいます。

まずは、遠距離恋愛からの同棲で湧き上がる「物理的な不安」から分析してみましょう。

同棲する部屋の決め方

遠距離恋愛からの同棲では、パートナーがすでに広い部屋に住んでいる場合は別として、新たに同棲する部屋を決めることになります。

ふたりが離れた場所に住んでいる状況での部屋探しとなることから、内見は一緒に住むエリアにいる方が行くのが効率的です。つまりどちらかがひとりで内見に行くことになります。実際に内見する日までに、お互いに最低限これだけは譲れないという条件を挙げて、意見をすり合わせておきましょう。

コロナ禍の昨今では、物件の内見をオンラインで行うことができるケースも多いです。現地に行けないけれど、どうしても一緒に物件を見たいという場合には、オンライン内見もおすすめです。

引越しのタイミングはそれぞれずらすのがコツ!

遠距離恋愛から同棲を始める場合、カップルの両方ともが新居へ引越しをするケースを考えてみましょう。

この場合は特に離れているところから引越す側が不安を感じるかもしれませんが、業者の単身引越しパックなどを利用することで、金銭的にも体力的にも解決できますので安心してください。実は、ここでポイントとなるのは「ふたりの引越し日を重ねないこと」なのです。

遠方から引越してくるパートナーは、新居で荷物を受け取る作業があるため、荷物の到着と本人の到着に1日以上の時差が必要です。単身の引越しでは搬出の翌日に新居で搬入となるケースが多いので、体力的にもきついもの。そのため、たとえもう片方が同じ市内から新居への引越しだとしても、遠方からやってくるパートナーの引越しと日を重ねないようにすることで、体力的な大変さは大きく減ります。

離れたところからふたりが一気に同じ日に引越すのはなかなか大変ですので、入居日(搬入日)をずらし、お互いに協力しながら引越すことをおすすめします。

遠距離恋愛から同棲になった際に変わること

遠距離恋愛から同棲になった際に変わること

多くのカップルが次に気になるのは「同棲生活を始める前と後で、パートナーとの関係がどのように変化するのか」という点だと思います。

具体的には以下の4つの変化が挙げられますので、事前に予想しておくことで、お互いの不安に対する思いを話し合うきっかけにしてください。

一緒にいる時間が変わる

遠距離恋愛中は、離れた場所でお互いの仕事や友人関係などもあるため、会える時間は貴重です。次に会える日を楽しみに毎日仕事をがんばり、やっと会えた日には毎回新鮮な気持ちでデートしていたはず。

その点、同棲を始めると毎日一緒にいることになりますので、同棲開始後しばらくはうれしい気持ちでいっぱいですが、新鮮な気持ちはだんだんと薄れていきます。一緒に過ごす時間が長くなると生活習慣や時間の使い方の違いで喧嘩になることもあるでしょう。

遠距離恋愛から同棲を始める場合、恋人でもあり、また生活を一緒にしていく上でのパートナーでもあるということをお互いに自覚することが大切です。言い方を変えれば、「ただの恋人関係から、安定した愛情関係へと発展している途中」だということ。できるだけ話し合いの場を設けて、せっかくの同棲生活でできた一緒の時間を楽しいものにしていきましょう。

連絡の頻度が変わる

遠距離恋愛中は会えない分、毎日頻繁にLINEや電話などのツールを大いに使って連絡を取り合っていたカップルも多いと思います。朝の「おはよう」から夜の「おやすみ」まで、ご飯は何を食べたなど、お互いのことを知りたくて知らせたくて、恋人同士は頻繁に連絡を取るものです。

しかし同棲生活を始めると、朝の起床時と夜の就寝時にはいつも顔を合わせますし、休日が同じであれば朝から晩まで一緒に過ごすことになりますので、それまでのような頻繁な連絡はしなくなっていきます。

共に過ごす時間が増えると連絡の頻度が減るため、お互いの負担も減るなどメリットもありますが、こまめな連絡をしないことで心配から喧嘩に発展する可能性も出てきます。同棲生活を始めた後でも、行先や帰宅時間など、お互いに報・連・相はしっかりするように心がけたいものです。

相手への依存度が変わる

遠距離恋愛からの同棲生活では、遠方から引越してきた側はまったく知らない土地で生活をスタートさせることになります。周囲に知り合いがいない状態で、パートナーは仕事に出かけてしまうという毎日が続くと、ついパートナーに依存してしまうという人もいるでしょう。

恋人同士で相手に依存しすぎると、最初は頼られている気持ちになりますが、だんだんと負担を感じるようになり、最悪のケースでは別れに発展することもあります。遠距離恋愛から思い切って同棲生活を始めるのですから、そうならないように自分から新しい習い事や仕事、趣味のサークルへ参加するなど、精神的に自立することを意識しましょう。同棲生活では相手に頼りすぎないのが成功の秘訣です。

1人の時間の確保が難しくなる

同棲生活を始めるとパートナーと一緒に過ごす時間が増えますので、お互いに個室がない限り、1人の時間を作るのは難しくなります。これは遠距離恋愛からの同棲だけに言えることではありませんが、遠距離恋愛中はもともと1人の時間が多かったはずですので、他のケースに比べてその変化は大きいものです。

これまでのように1人の時間をできるだけ確保しておくと安心感がある場合、予算と相談しつつ、2LDK以上の部屋を探すと良いでしょう。

次ページでは、遠距離恋愛からの同棲を成功させるコツをご紹介!

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