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同棲
最終更新日:2023/03/22

フリーター同士での同棲は可能?実際に始める際の注意点なども解説!

同棲 フリーター

同棲したいけれど、自分も相手もフリーター。そんな状況だと、気になるのは金銭面ではないでしょうか。一緒に住み始めてから生活が立ち行かなくなり、嫌な雰囲気のまま破局するような事態にならないように、事前に備えておきましょう。

また、初めての二人暮らしに役立つポイントも紹介します。

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【結論】フリーター同士でも同棲は可能!ただし金銭面はシビア

互いにフリーターでも、一定の稼ぎが続いているのなら同棲は可能です。ただし、正社員と違って安定した収入が確約されてはいないので、金銭面には慎重にならなければいけません。

現時点で一人暮らしをしているなら、部屋探しは二人暮らしできる広さを確保しつつ、生活レベルが上がらない物件を選びましょう。

その上で自炊やこまめな節約を意識して、浮いたお金を貯蓄に充てて結婚資金に回したり、いずれはもっと環境の良い物件に引っ越すための費用にしてもいいですね。

一方、実家暮らしから同棲生活に移る場合は、かなり大きな負担となります。たとえこれまで実家にいくらかのお金を入れていたとしても、家賃や食費に光熱費と、それを遥かに上回る生活費がのしかかってきます。

収入によっては、これまで続けてきた貯金ができなくなるということも考えられます。

フリーターと正社員の違い

ここで、フリーターと正社員の違いについて確認しましょう。この先同棲相手と末永く暮らしていきたいと思っているのなら、以下の項目を踏まえたうえで考えるべきでしょう。

・収入の違い
フリーターと正社員では、年収にかなりの金額の開きがあります。正社員には昇給があり、フリーターにはないので、年齢を重ねるごとに収入の格差は拡がります。

厚生労働省が令和2年におこなった賃金構造基本統計調査によると、40代の年収は正社員が400万円台、これに対しフリーターは250万円台でした。正社員にはボーナスもあることが年収格差を拡げる一因ですが、さらには退職金制度があり、生涯収入にも大きな差が生まれているのが現実です。

・安定性の違い
休めば休むほど収入が下がるフリーターに対し、正社員は給与が月額で固定されているために、休日の多さに左右されずに安定した収入を得られます。

また、会社が不景気になったとき、フリーターのような非正規社員から人員整理の対象になってしまいます。雇用の安定性は、こうしたところに現われてきます。

・社会的信用の違い
こちらも雇用の安定性からくる正社員とフリーターの違いです。先述のとおり、正社員は雇用が安定しています。

対するフリーターは収入が途絶えるリスクが高いと判断されがちです。これはつまり社会的な信用度が低いということになり、住宅ローンを組みたいときなどに影響が出てきます。

・年金額の違い
就業時の収入については先に述べましたが、年金額にも大きな格差があります。これは、正社員が国民年金の他に厚生年金にも加入していることに起因します。

この違いにより、正社員が受け取ることができる年金はフリーターの3倍以上。老後の収入にも大きな違いが見られます。

・時間の自由度の違い
ここまでは正社員に軍配が上がってきましたが、時間的な自由に関してはフリーターの方がメリットは大きいです。シフトの調整や出勤時間の希望が比較的簡単です。

必要な分稼げてさえいれば長期的に休むことも可能なので、メリハリがある分フリーターの方が向いているという人もいます。

正社員の場合は代替の利かない仕事を抱え、その分責任も問われるので、休暇の取得にも周りに気を遣わなければなりません。時間的な自由が得られるかどうかは精神面にも関わってくるので、ないがしろにはできない問題です。

自分ひとりの人生と考えると、ストレスフリーで自由時間の多いフリーターの生活も大いに魅力的です。ただ、同棲相手といずれは子どもやマイホーム、そして余裕のある老後を送りたいと考えを巡らせたときに、安定した収入と社会的な信用は魅力的でしょう。

次ページでは、フリーター同士の同棲生活のシミュレーションや、ポイントをご紹介します!

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