プラトニックな恋愛をする男性の心理とは？考え方の違いを埋めるポイント

プラトニックな関係になるメリットと注意点

プラトニックな関係になると、どのようなメリットと注意点があるのかを見ていきましょう。

1.肉体関係に依存しない信頼関係の構築
2.肉体関係に伴う問題・ストレスが生じない
3.精神面の充実さ

それぞれ見ていきます。

肉体関係に依存しない信頼関係の構築

愛情表現を言葉や行動で示すため、より信頼関係が強くなります。肉体関係に依存すると、相手に飽きたり欲求を満たすだけの存在になったりして、長期的な付き合いは望めません。また、揉めごとを性行為でうやむやにしてしまう場合もあるのです。

その点プラトニックラブは、お互いの価値観を言葉や行動で理解しようとします。問題解決のためにしっかりと話し合えるため、互いの理解が深まり固い信頼関係を築いていけるのです。

一方で、愛情表現が伝わりにくい・伝えにくいといった点もあります。言葉と行動でしか相手を理解できないため、付き合いたてや表現が乏しいと信頼関係を築けない場合もあるのです。

肉体関係に伴う問題・ストレスが生じない

肉体関係には、性欲の差やタイミング、性的嗜好など、人それぞれ異なります。恋人同士でも素直に打ち明けるのが難しかったり、相性が合わなかったりするとセックスレスとなり、関係が終わってしまう可能性もあります。プラトニック恋愛には肉体関係に伴う問題がないため、ストレスが生じることなく純粋に愛情を受け取れるのです。

しかし、精神的なつながりを求めていても、性欲が溜まったときは浮気をしてしまう可能性も考えられます。タイミング良く魅力的な異性と出会った場合、理性が抑えられず肉体関係をもってしまうこともあります。たとえ心は浮気していなくても、体だけ浮気してしまうケースもあるのです。

精神面の充実さ

プラトニックな恋愛は精神的なつながりを大切にしており、肉体ではなく内面に惹かれているということです。肉体関係が伴う恋愛も、心から相手を愛することに変わりません。しかし、男性によっては相手が好きというよりは、相手との行為が好きという人もいて、行為がなければ気持ちも簡単に離れてしまう可能性があります。

プラトニックな恋愛は、下心のない真っ直ぐな愛情を注いでくれるもので、自分の内面を好きでいてくれる人がいることは精神面を充実させてくれます。

しかし、カップルのどちらかが「いつかは肉体関係をもちたい」と考えていると、一瞬で関係が壊れる可能性もある点には注意が必要です。言い争いなどがきっかけで本音が出て、抑えていた不満が爆発することもあります。どちらかが我慢をしている場合は、精神面での充実さを得るのは難しいでしょう。

彼氏だけがプラトニックな恋愛を求める男性だった場合の問題点

男女どちらもプラトニックな関係を求める方が、問題も少なく精神的にも安定するものです。しかし、愛する彼氏だけがプラトニック恋愛を求める男性ということもあります。その場合、以下のような問題点が考えられます。

1.肉体関係を求められていないため、気持ちがすれ違っていく可能性もある
2.結婚しても子どもを授かることが難しい可能性もある

それぞれ見ていきましょう。

肉体関係を求められていないため、気持ちがすれ違っていく可能性もある

女性は精神的なつながりを求める傾向にあり、肉体関係を簡単に迫らない彼氏に対して「愛されている」と感じます。

しかし、人によっては男性から肉体関係を求められないと、「女性として魅力がないのかな？」「わたし以外の人と会っているのでは？」と不安を覚えることもあるのです。そうすると、女性と男性の間で徐々に気持ちがすれ違い、別れてしまう可能性もあるのです。

結婚しても子どもを授かることが難しい可能性もある

彼氏との将来を考えたときに、結婚・出産が難しい可能性もあります。プラトニックな恋愛を求める男性には、「ふたりで一緒にいられればいい」と考える人も多く、結婚をしても子どもが欲しくない人もいます。

また、そもそも男性が性的なことに嫌悪感がある場合は、行為自体ができないため子どもを授かることは難しいです。自分は結婚や子どもを授かりたくても、男性がプラトニックな関係を求めている場合は難しいため、彼氏とどのような人生を歩みたいかを話し合っておく必要があります。

プラトニックな恋愛を求める男性の心理を理解し、関係の在り方を見直そう

プラトニックな恋愛は精神の安定をもたらし、ふたりの信頼関係も厚くなります。しかし、どちらか片方が通常の恋愛関係を築きたい、相手に触れたいと考えている場合はプラトニックな関係を保つのは難しく、お互いの考えを尊重しないと関係は成り立ちません。プラトニックな恋愛を求める男性の場合は、彼氏がどのような心理かを理解し、ふたりの関係の在り方を見直してみてはいかがでしょうか。